hamzah_2006_pacis

Muhd Dzulkhiflee Hamzah, Shun'ichi Tano, Mitsuru Iwata, and Tomonori Hashiyama: A Video Analysis of Eye Movements during Typing: How Effective is Handwriting during Note-Taking Task?, The Tenth Pacific Asia Conference on Information Systems (PACIS 2006), pp. 311-327, 2006.7

目的

  • タイピングによる入力と比較をしてノートテイクタスクにおける手書きの効果を明らかにすること。

実験

  • Research Question
    • RQ1: どちらの手法の方がより早いのか?
    • RQ2: 認知負荷が大きいのはどちらか?また、負荷がどのくらい心的機能に影響を与えるのか?
    • RQ3: ノートテイクのような認知プロセスを含むタスクによって手書き入力はどのくらい効果的か?
  • 参加者:15名の情報システム系の大学院生
  • 課題:3つのタスクを実施。1-2はRQ1,2に対応,3はRQ3に対応
    • task1:画面に提示された文を手書きorキーボードで入力
    • task2:画面に提示された文を記憶、消えた後に手書きorキーボードで入力
    • task3:ビデオを見ながら手書きorキーボードでノートを作成、視聴後に理解度テストを実施
  • 結果
    • task1の結果:手書きの方がキーボードより約7.5%早い->RQ1を確認
    • task2の結果:手書きの方がキーボードより負荷が低く、手書きの方がより正確。->RQ2を確認
    • task3の結果:手書きの方がキーボードより約19.5%正しく答えた->RQ3を確認

視線のビデオ分析

  • Research Question
    • RQ1:画面orキーボードに対する視線の割合はどれくらいか
    • RQ2:特に使うのが難しいキーはあるか
    • RQ3:手書きと比べて、キーボード入力では視覚的情報をどのくらい見落とすか
    • RQ4:長い漢字変換処理のあとでタイピングが止まるか
  • 参加者:タイピングスキルの異なる情報システム系の3名の大学院生
  • 実験環境
    • 視線計測: NAC EMR-8(頭につけるタイプ)
    • 入力装置: task1&2はタブレットpc, task3はインタラクティブペンディスプレイ
  • 課題
    • 実験と同じもの(キーボード課題のみ)
  • 結果
    • タイピングスキルが高くなるにつれキーボードをみる割合は減少->RQ1を確認
    • 数字のキーを入力するときにみる回数が多くなる->RQ2を確認
    • task3でキーボード入力では映像部分をみる割合が低い->RQ3を確認
    • 漢字変換処理のあとタイピングが1,2秒止まる->RQ4を確認
Category: [論文][ノートテイク] - 20:49:15

Is Relevance Relevant? (coiera_iamia_2008)

Is Relevance Relevant? User Relevance Ratings May Not Predict the Impact of Internet Search on Decision Outcomes, ENRICO W. COIERA, VICTOR VICKLAND, Journal of the American Medical Informatics Association Volume 15 Number 4 July / August 2008

目的

  • 利用者が判断したdocumentの関連度と検索語のdecision outcomeは相関するかどうかを調べる

実験デザイン

  • 実験参加者:227名の学生
  • 課題:ランダムに割り当てられた4つのconsumer health questions(Yes/Noで答える課題)
    • q1:従来の低エネルギー、低脂肪ダイエットよりも低糖質、高タンパクの方がよいという証拠はありますか?>>答えはNo
    • q2:家族に乳がん歴がある女性の乳がん発症率が多いという証拠はありますか?>>答えはYes
    • q3:風邪の予防にビタミンCが効くということを示すを証拠はありますか?>>答えはNo
    • q4:蚊に刺されてAISDになることを示す証拠はありますか?>>答えはNo
  • 検索システム:インタフェースは同じで性能の異なる2つのシステムからランダムに選ばれた1つ
    • clinical search engine:健康情報の検索用に最適化されたサーチエンジン、高性能
    • general search engine:一般的な教材検索用のサーチエンジン、低性能
  • 手続き:検索前にまず課題に答え、検索後にまた課題に答える
  • 尺度:検索したdocumentの関連度,各課題に対する事前事後の答え
  • 分析:ROC,AUCを計算して弁別力を分析

結果

  • documentの関連度は以下を予測することができなかった。
  • 利用者が正しい答えを見つけられるかどうか
  • 性能に有意な違いがあるシステムの差別
  • 利用者が課題に対する知識を多く持つ場合だけ、関連度は予測力を持った。

結論

  • 関連度は一般的な目的で使われる検索エンジンの設計にはあまり役立たない。
  • より自然な尺度は利用者が課題を達成する正確さかもしれない。
    Category: [論文] - 13:49:15


トップ   編集 凍結解除 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2010-04-13 (火) 13:49:16 (2775d)